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最新記事【2017年11月01日】

10月竣工のお宅の気密測定と換気量の測定をしました。

結果は気密性能値で0.4cm2/m2でした。この数値はよく勉強されている方からすると一見『まーそんなもんかなー』と言う数値ですが、じつはこの測定ではキッチンのレンジフードの同時吸排気口と換気システムの同時吸排気口に目張りをせずに測った数値です。
本来の測定方法だと目張りをしなければならないのですが、弊社では、生活をするそのままの形で測定をします。そして出てきた数値は以前規定があった頃の北海道の基準値を4倍も上回る性能を出しています。
よく、耳にするのが、弊社の気密性能は0.2cm2/m2です。と言う会社さんがありますが、気密測定器の測定できる限界値なので、そういう言い方をしているだけなのです。実際に一棟一棟測定をしていれば、恥ずかしくてそんな事言えません、つまり自分で一棟一棟必ず測定しているから言える事なのです。
0.2cm/m2を出す事は簡単なのですが、こんなに建物に負荷をかける事は私達はしたくありません。つまり何の目張りもせずに自然のままに測る事で、建物に余計な負荷がかからず、正確な値を出す事が出来ます。創業以来全棟測定をしてきたからこそ、言えるのです。

次に換気量の測定も必ず行います。法律通りの値がでるか、必ず測定し調整をしてからお客様にお引渡しをさせて頂いています。換気量の測定は恐らく多くの住宅会社は行っていません!それが実情です。なぜなら換気の重要性を理解して家つくりをしている会社がとても少ないからです。換気装置はついていればOK何て言う会社さんは、ざらにいます。大手ハウスメーカーも同じです。
換気量も一棟一棟大きさが違う家なのに、なぜ調整しなくてOKなのか、私達には理解不能です。

気密性能と換気量の測定結果はお客様に包み隠さず報告させていただいております。この結果が良ければ工事自体に手抜きが無かった事は一目瞭然だと言えます。

今までも、そして、これからも変わらず高性能な家を作り続けます。

今回も、キチット作ってくれた職人さん達に感謝です。

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スウェーデンの家建築日記

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